高額の治療法「費用対効果」考慮し適正価格設定へ 厚労相

最新のがんの免疫療法が承認されることが決まったことについて、根本厚生労働大臣は、こうした高額な医療費がかかる治療方法が医療保険財政に影響を与えないよう、「費用対効果」の面も考慮して適正な価格の設定に努める考えを示しました。

がんの治療をめぐり、今月、最新のがんの免疫療法「CAR-T細胞療法」が白血病などの治療法として国に承認されることが決まりましたが、患者1人当たりの医療費が高額になることも予想され、国の医療保険の財政を圧迫するのではないかという懸念が出ています。

これについて根本厚生労働大臣は、閣議のあとの記者会見で「今後、企業からの希望を踏まえて、保険に適用された場合の価格を中医協=中央社会保険医療協議会で議論するが、現時点で対象となる患者数は250例程度と予測されており、医療保険財政への影響は限定的と考えている」と述べました。

そのうえで根本大臣は「効果が高く革新的な製品を国民に届けることは大変重要だが、非常に高額になれば医療保険財政への影響が懸念される」と述べ、こうした治療方法が医療保険の適用対象となった場合に医療保険財政に影響を与えないよう、「費用対効果」の面も考慮して適正な価格の設定に努める考えを示しました。
出典:NHK NEWS WEB 2019年2月26日 14時52分