語学・異文化も学ぶ「国際看護学部」、大手前大に来月新設

 大手前大(兵庫県西宮市)は4月、外国人に対応できる看護師を育てる「国際看護学部」(定員80人)を新設する。同学部が入る校舎が12日、大阪大手前キャンパス(大阪市中央区)に完成し、関係者に披露された。

 昨年の訪日外国人客は過去最高の3119万人。4月からは外国人労働者の受け入れ拡大も始まる。国内でも外国人に対応できる看護師の需要が高まるとして、新学部では看護の基礎に加え、語学や異文化理解の教育も重視する。

 校舎は地上8階建てで、総工費約25億円。「成人・老年」「母性・小児」など5分野の看護学実習室を備えている。医療用語など実践的な英語を学ぶほか、必修科目「国際看護学実習」では外国人が多い大阪や神戸の施設で経験を積み、アジアの医療施設でも研修に参加する。学部長に就任予定の鈴井江三子・同大学教授(62)は「グローバル社会に適した看護を提供したい」と話している。
出典:yomiDr.2019年3月13日