日本の医療や公衆衛生の技術 アフリカに普及へ 基本方針決定

日本の医療や公衆衛生の技術をアフリカに普及させようと、政府はアフリカに進出する企業や医療関係者への支援の拡充などを盛り込んだ、基本方針を決定しました。

豊富な天然資源があり人口が急増するアフリカは「最後の巨大市場」などと呼ばれていますが、電気や水道などのインフラ整備が進まず、感染症のまん延や栄養不足など衛生面の改善が課題となっています。

このため、政府は日本の医療や公衆衛生の技術をアフリカに普及させ、企業の進出と産業の発展を促そうと、20日開かれた健康・医療戦略推進本部で基本方針を決定しました。

「アフリカ健康構想」という基本方針では、アフリカに進出する企業、医療関係者、NGOに財政面などでの支援を拡充し、医療や公衆衛生の分野での協力に関する政府間の覚書を交わし、民間企業の参入を促すなどとしています。

安倍総理大臣は「日本の優れたヘルスケアサービスを国際展開していくために、8月に横浜市で開催されるTICAD=アフリカ開発会議でも、しっかりと発信していきたい」と述べました。
出典:NHK NEWS WEB 2019年6月20日 19時47分