当社からの資金提供は、基本的に債権流動化手法の一つである「ファクタリング」という方法を採ります。
医療機関であれば健康保険から支払われる診療報酬債権、介護施設であれば国保連から支払われる介護報酬債権を、当社が買い取ることで、顧客の手元に資金が入ります。
当社のファクタリングでは、確定債権(金額と支払期日が確定している債権)だけではなく、顧客が必要としている資金額に合わせて将来債権(この先提供する診療や介護サービスに対する債権)も買い取ります。
まだ発生していない債権を買いとるということは、当社もリクスを負うことになります。いわば顧客と同じ船に乗るということです。
そのことをお互いにしっかり認識し、経営を良くするという同じ目標に向かって協力しながら努力を重ねること、そのような合意ができてはじめて取引を開始するようにしています。
当社のファクタリングについて
医療・介護業界では、事業者の立地や所有施設、事業内容によって、改善すべきポイントが大きく異なります。
そのため当社では、医療・介護施設経営に特化した豊富なノウハウを活かし、徹底した調査を行ったうえで、事業者ごとに最適な改善計画を立案します。
事業者の経営状況が快復するまでの過程では、コスト削減などの基本的な施策や、組織再編・M&Aなどの大掛かりな改革、またはその両方が必要となる場合もあります。
当社は各種サービスを有機的に組み合わせて提供することで、改善計画を実行します。
経営改善の計画・目標が達成された後も、良い状態を維持するために定期診断を行います。
成長過程にある事業者や、より健全な状態を目指す組織では、さらなる支援の必要が高まるので、継続的なサポートを行います。
財源不足によって経営の危機に直面している医療機関や介護・福祉事業者が増えているなか、当社が考えることは「いまの予算や報酬で、採算がとれるような事業運営をすることは本当に不可能なのか」ということです。
もちろん全ての事業者について「利益が出せるようになる」と軽はずみに言うことはできません。
ですが経営当事者や金融機関が思う以上に、やり方次第で正常な状態に改善・改革できる事案が多いと私たちは考えています。
また、そのようにして立てた計画の実行までを、責任をもって支援していく会社です。
当社は、組織にとって重要なテーマである資金、マネジメント、人材に関する支援をワンストップで提供しています。
それぞれの事業を専門に行い強みを持つ企業もありますが、深刻な状況に置かれた医療機関や介護施設等では、全体最適の立場からの支援が不可欠だと考えるからです。
サービスありきではなく、必要に応じて資金支援やコンサルティング、HRサービスを提供する、というのが当社のビジネスコンセプトです。

銀行などの金融機関では、たとえ成長のための資金であってもリスクを過大に評価し、融資を避けたり審査に多大な時間を要するケースもあります。
私たちは、取引先それぞれに異なる事情があることを前提に、丁寧にヒアリングを行い、財務等の資料を分析した上で、どうしたら顧客のニーズに応えられるかを検討します。
顧客の現状だけを見て融資の可否を判断するのではなく、「厳しい道だがこういう手を打って努力すれば良くなる可能性が高い」と思われる方策が見え、経営陣にそれだけの意思・覚悟があると判断できるのであれば、可能な限り支援する。それが当社の基本的なスタンスです。