当初、祖業である調剤薬局事業(10店舗)のほか3つの介護施設を経営していましたが、介護事業については運営ノウハウの不足により赤字が続いており、それを薬局の方で穴埋めする形になっていました。
不採算事業の切り出し、残る本業への集中投資(薬局事業、介護事業)
当社・パートナー企業からノウハウ・経営管理人材投入
他部門との共倒れを回避するため事業を承継してくれる介護事業者を探し、当社のクライアントでもあったパートナー企業が売却先候補としてあがりました。
パートナー企業が新しく傘下に設立した介護事業会社へ事業を譲渡し、当社もファクタリングによって新会社に運転資金を供給するとともに、経営管理人材を派遣するというスキームで、立て直しを図ることになりました。
また、翳りが見えていた調剤薬局事業における収益力の改善を図るべく、10店舗のうち1店舗を閉めること決定。
人的リストラなどを行うことなく9店舗体制に移行でき、異動に係るスタッフの負荷も最小限に抑えることができました。
当局事業については、当社からの経営人材により業績V字回復を実現。
介護事業については、パートナー企業の傘下で黒字を計上できるようになりました。